シュノーケリングのテクニック
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1、シュノーケリングをする前に。
「素潜りを始めるにあたって」で「25m泳げ、足のつかない所での恐怖心を克服する気があり、 水面でじっと浮かんでいられる事ができれば、 ほとんど人がシュノーケリングができます。」と書きましたが、 まずこれができない人へのアドバイスをします。
普通の人間は息を一杯吸って仰向けになり、足を持ち上げ気味にして海面に浮かべば、沈まない事を確かめて下さい。
これで浮かない人は、体脂肪率が5%以下のボディービルダーか、肺活量が極端に少ないか、 慌ててバランスをとろうとして変に動いているかです。
ここでのポイントは頭は重いので、目の横に水面が来るまで頭を沈める事です。
水が怖かったり、足のつかない所で怖い人は、「慌てなければ沈まない」事を、自分の体を使って確認して下さい。
無駄な動きをせずに、5分くらい浮いていられれば立派な物です。
それができれば25m泳ぐのはそう難しい事ではありません。
沈まなければ、遅くても進むものです。
これができない人はマスクとシュノーケルをつけて、ゆっくりとうつ伏せで浮いて見て下さい。
この姿勢の方がより浮きやすいはずです。
2、機材を着けて、海に入る。
マスクのストラップは耳の真後ろより、やや上の方に着けると具合がいいです。
マスクと顔の間に髪の毛が挟まらないように着けて下さい。
陸上でシュノーケルとマスク、口の位置を調整して下さい。
シュノーケルは軽く噛めば十分です。
あごが疲れたり、ゴムが噛みきれるという事は、余計な力が入っているという事です。
フルフィットのフィンは、陸上であらかじめ踵の部分を折り返しておくと履きやすいです。
フィンのブーツ部分が一番先に壊れるので、必要以上に広げない方が良いです。
フィンを履いた状態で前に進むのは水の抵抗が大きいので、後ろ向きや横向きで海に入っていきます。
足場が悪くないようでしたら、腰ぐらいの深さまで入ってからフィンを着けた方が、バランスを崩さずに済みます。
ブーツ内に砂があるとフィンずれの原因になるので、ちょっと難しいですが、浮きながら一度フィンを外して、砂を落として下さい。
事故が起こりやすいのがエントリーとエグジット(入る時と出る時)ですので、足元には十分注意して下さい。
フィンを履いて立っている状態は非常に不安定です。
波のある時のエグジットで危険だと思ったら、早めにフィンを脱いで手に抱え、それから立った方が安全です。
完全に海から出るまで、マスクとシュノーケルは付けていた方が良いでしょう。
3、マスククリア
マスク内に入った海水を、鼻から息を出してマスク外に排出する事です。
マスクがずれて海水が入ってきた時や、マスクのレンズが曇った時にマスク内に少々海水を入れてレンズの曇りをとった後、 その海水を再びマスク外に排出する場合に使います。
マスク上部(額のあたり)のフレームを片手で軽く押さえながら、息を鼻からマスク内部に吹き込んでいきます。
そうすればマスク内の海水はマスク下部のスカートから空気とともに出ていきます。
この時顔は水平方向か、やや上に向けるようにしましょう。
4、シュノーケルクリア
代表的なやり方をいくつか紹介します。
●水面置換法
水面移動では基本的に水は入ってきませんが、顔を傾けたり、波が高かったりすると水が入ってきますので、それを吐き出す方法です。
水面に浮上した状態で空気をプっと一息吹き込み、シュノーケル内の水を出します。
コツとしては口を少し細くとがらせたような形でマウスピースをくわえ、お腹に少し力を入れてプッとやってください。
例えるならば吹き矢を吹く感じです。
吹き出しきれずに、逆流してくる場合もありますので、舌でガードするなり、心の準備をしておきましょう。
●水中置換法
水面移動では使いませんが、スキンダイビングでは多用するテクニックです。
覚えると非常に楽ですので、是非マスターして下さい。
水中から浮上中、水面にたどり着くちょっと前(1m程度)から息を吐きだし始めます。
水中でシュノーケル内の水が空気に置き換わっているので、水面に浮いた姿勢ではほとんどクリアをしなくて済みます。
●シュノーケルを使わない
潜ると同時にシュノーケルを外し、浮上してからくわえ直すというタイプです。
シュノーケルの取り扱いや水面での呼吸、立ち泳ぎなどに慣れていないとできませんので、初心者にはあまり薦められません。
しかし、シュノーケルが無い方がちゃんと噛めるので、息こらえが長く続くというメリットがあります。
5、水面移動
水面でバシャバシャと音が鳴るようなフィンワークは効率がよくありません。
フィンを平行移動させるのではなく、股関節を中心に弧を描くように動かすのがポイントです。
といっても膝を全く曲げないと疲れるし非効率なので、距離を泳ぐなり、上手い人のフォームを見るなどして、 効率のいい泳ぎ方を研究して下さい。
疲れたら横に泳いだり、あおり足で泳いだりと、変化をつけてみて下さい。