1、危険な生物
サンゴにはできるだけ触らないようにしましょう。
特にイタアナサンゴモドキという黒茶の垂直に壁状で、先端が黄色なっているサンゴは危険です。
見てすぐ分かりますので、できるだけ避けて下さい。
コペペやわだつみ海岸に多いです。
次に刺されやすいのはクラゲです。
ちょっとでもチクッとしたら、周りを見まわして怪しい物が浮いていないか確認しましょう。
目に見えにくいクラゲもいます。
クラゲに刺された場合は、大体線状に水ぶくれができます。
目に見えないがチクチクする場合は、カニの幼生の場合があります。
それは蚊に刺されたぐらいの腫れ具合なので、それほど気にしなくて良いです。
サメは何種類かいますが、よく見るのは体長1.5m以下のホワイトチップ(ネムリブカ)です。
積極的に襲ってくる種類のサメではないので、見つけたら余り水音を立てないようにして避けましょう。
その他にもエイ、ウツボ、ウミヘビ、ヒョウモンダコ、アンボイナという貝、オコゼ、カサゴ、 ウニなど危険な生物は色々といますが、 自分から襲ってくるようなタイプではありませんので、形を覚えて避けましょう。
やられた時の対処については生物によって違うので、ここでは省略します。
すぐに海から上がって真水で洗い流すのが基本ですが、その後の処置は生物によって違うので、 正しい知識を身につけて対処しましょう。
けが防止の為に、暑いときでもTシャツや軍手を出来るだけ着ましょう。
●危険な生物の参考になるページ
小笠原ホエールウォッチング協会小笠原で快適に過ごすために
イルカ&クジラ救援プロジェクト「危険からの回避」のコーナーに危険生物の説明と写真があります。
ワンダーアイランドオキナワ「海の危険生物」のコーナーは小笠原と共通する部分が多く、見やすいです。
2、足がつったら
痛いのをこらえて、フィンの先をもってつま先を手前に無理やり引っ張ります。
海に入る前の準備運動とストレッチ、無理のないフォームが予防に効果的です。
ちょっとやばいな、と思ったら、水面で休むなり、泳ぎ方を変えて下さい。
水温が低い時や、体長不良の時に起こりやすいです。
3、波に酔う
波のあるところで長時間浮いていると、波酔いにかかる場合があります。
船酔いと同じ様に、ちょっと気分が悪くなってきた、という前兆がありますので、その時は引き返して下さい。
一番の対策は慣れと、視線の置き方でしょうか。
首に力を入れて、固定するのも手です。
まだやった事はないのですが、思い切って吐いてしまうのもすっきりするかも??。
4、海の状態を読む
潮流には十分に気をつけましょう。
基本的には干潮から満潮時には東から西に流れ、満潮から干潮時には西から東に流れますが、 地形によって一概にそうとは言いきれません。
釣浜の様な瀬戸に面した湾の場合、湾内は潮流から分かれた流れが、逆方向に回っていたりします。
じっと海面に浮いていると自分が流されるので、海底が流れて行くのが見えます。
その流れるスピードと自分の脚力を判断して、危ないと思ったら引き返して下さい。
その他に岸から急速に離れて行く離岸流(リップカレント)という流れもあります。
打ち寄せる波が、そこを通って沖に戻る流れです。
これにつかまったら慌てずに、横に逸れてから岸を目指してください。
海に入る前に波の形を見たり、海面のゴミの流れを見ると分かる場合があります。
地元の海に詳しい人に聞くのが、一番確実だと思われます。
5、日焼け
シュノーケルに夢中になっていると、背中側がいつのまにか日に焼けています。
海に入っているときは冷えているのですが、上がると急にひりひりしてきます。
ひりひりするのは軽いやけどですので、真水で冷やし、それなりの日焼け対策の薬品や、保湿クリームを塗ると効果的です。
日焼けとけが予防の為にも、Tシャツ等を着て海に入りましょう。
短パンとブーツの組み合わせだと、足首にくっきりと日焼けの後がつきますのでご注意を。
うまい対策法は今の所ありませんが、タイツタイプのラッシュガードなどを着用する事ぐらいでしょうか。
後姿でシュノーケラーだと一目で分かるポイントとなっています。
6、サーモクラインと保温
お風呂を沸かすと上の方は熱いが、底は冷たい事がありますね。
このように水は温度の差があると混じりにくい性質があります。
夏場に海面付近がお湯のように熱くても、ちょっと潜るとかなり冷たい水の層がある場合があります。
海面から海底がもわもわ見える状態です。
海底付近は冷たいものと思って、心の準備をしてから潜ってください。
7、食事と素潜り
食後すぐに潜るのは薦められません。
逆立ちの姿勢になる事が多く、胃の内容物が逆流気味になるのと、食べ物を消化しようとして内蔵に血液が集中している時に 体を冷やしたり、 運動するのはあまり良くなさそうだからです。
浅い深度なら問題は少ないでしょうが、深い所では何が起きるか分かりません。
余裕をもった潜り方をして下さい。