カングー日記1 選定、試乗、契約

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●車種選定●
2002年4月に小笠原から帰ってきてすぐに車を買う予定であったが、島と内地という距離の離れた状態で業者と取引するのが面倒なのと、車がすぐに必要な田舎なので購入を断念し、知人から車を譲ってもらう事になった。
(スプリンターワゴン.3AT.1500cc.97ps)
茨城生活を1年経て、多摩に引っ越す事になった。
多摩暮らしも一ヶ月程して落ち着いた2003年5月初め、そろそろ車の買い替えようという話になった。

車を選ぶ条件は以下の通り。
・全長、前幅があまり大きい車は、取り回しが大変なので却下(ノア、ステップワゴン等)
・後席スライドドアである事(チャイルドシートから子供を降ろすのが楽なのと、ドアパンチの危険防止)
・新車を買う
・買ったら最低7年は乗る意気込みで。

この時点で候補に残ったのは以下の4台だった。
・ホンダ・モビリオ
・ホンダ・モビリオスパイク
・トヨタ・ラウム
・ルノー・カングー

トヨタ・ラウムは事前の情報が少なく、5月15日発売とやや遅いので候補から外れた。
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カングーの存在を知ったのは新聞の折り込み広告。
デザインが何となく良いのでとりあえず正規ディーラーに見に行ってみた。
ブルーの試乗車があったので、さっそく試乗させてもらった。

●試乗の印象●
パワーステアリングが少々重いのはまあ良いとしよう、しかしこのアクセルは何だ?
遊びが大きいというか、アクセルを踏んでからのタイムラグがあるというか、踏んでからの反応が鈍い。
そして癖のあるオートマ。減速時にアクセルを放すと、やや強いシフトダウンのショックがあり、エンジンブレーキをかけようとする。
路面の細かいギャップを超える振動、音も響くような感じだった。
フランス車は猫足じゃなかったのか?
(注:猫足とは、柔らかくて乗り心地が良いが、しっかり地面を捉えているという、一見矛盾する様なフランス車の特徴)

唯一良い印象だったのはシート。もちっとした独特の座りこごちは国産車には無いものであった。
試乗に同情した営業さんによると、この辺の癖は「欧州車の味」として理解頂きたいという事。

簡単な見積もりを出してもらうが、定価から一銭も引いていないのはちょっと驚く。
あんまり印象の良くないまま、カングーとの初対面は終わった。
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次にホンダのモビリオとスパイクを両方見に行ったが、どっちを選ぶかでちょっと迷う。
・モビリオは3列目があるので7人乗りだが、あるゆえに2列目がやや狭い。
 スパイクは2列目の足元が広く、1段階のリクライニングがある。
 モビリオは1列目から2列目に移動が何とか可能。スパイクはベンチシートなので無理。
 スパイクは内装は黒めで、ジャージ生地のシート。モビリオはベージュのベロア素材。
 スパイクのエンジンはVTECの110ps

スパイクの方がいいだろうという事で、試乗させてもらう。
エンジンは確かに元気で、アクセルのレスポンスも良く、CVTなので変速ショックも無い。
しかし、フロント周りの癖のあるデザインは好みが分かれる所。
キャンペーン中でナビを安くつけてくれるというし、ちょっと心が傾き始める。
後席左側オートドア、HIDヘッドライト、運転席シート高さ調整、ナビと装備を沢山つけても、諸費用込みで210万円。
カングーに比べてかなり安い。

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●決定、契約●
自分はかなりスパイクに傾いていたが、奥さんがデザインがカングーの方がいいし、自分も運転してみたいというので、後日ルノーディーラーへ。
ナビ付きの車に試乗してみるが、後席に座ると、前回感じた不満点はあまり伝わってこなかった。
運転者にだけ感じられる不満なのか、試乗車の個体差なのか、もしくは自分の体が慣れたのか?。

結局カングーに決めるか、ということで、その日は本気見積もりを頼む事に。
純正のマッドガード前後、DVDナビ、後席窓フィルム5枚施工、ショールームにあったフェンダーカバー(本国オプションなので取り寄せ)を付けてもらい、諸費用込みで230万円ほどになった。
外車ディーラーとしては頑張ってくれた方なのでしょうか。
しかしナビを定価で売りつけようとするのには参りました。安い通販業者に比べて5万円以上も差がありました。
本体やアフターサービスについては、外車という事で国産車とは単純に比較できない部分がありますが、オプションとかナビについてはちょっと違うのではないでしょうか。

ディーラーにオイル添加剤の○イクロロンを置いているのには、ちょっと引きました。
たしかテフロン系の添加剤で、沈殿するから意味が無いとか、極圧部では効かないとか色々と噂があったような気がします。
第一オイルが完全に抜けて走る事なんか、そう無いだろうに・・。
バイクでは保障期間内は純正オイル以外を入れて故障した場合、保証外になる場合もあると聞きました。
ということは、ディーラーの勧めている添加剤を入れて故障した場合、ディーラーが保証してくれるのか?

添加剤以外では評判の良いエンジンオイルを置いていたので、その点はディーラーの印象が良かったです。

車体色ですが、正規輸入の色はレモン・イエロー(396)、メチル・ブルーM(432)、スリーズ・レッドM(713)、コスミック・グレーM(B64)、オーシャン・グリーンM(D92)の5色。

カタログ、ネット等でよく見るのは黄色と赤。特に黄色はカングーのイメージカラーらしい。
ショールームで実際に見る黄色は凄い。確かに日本車には無い色だ。
しかし見た目がちょっとタクシーっぽいし、色が褪せないか、また、自分が飽きないかがちょっと心配になった。
旧顔カングー黄色
前の車が黒っぽく、夏が暑くて大変だった記憶があるので、グリーン、ブルーは候補から除外した。
無難でちょっと面白くないかもしれないが、コスミックグレーにした。
メタリックシルバーっぽく色が反射するので、周りの景色が変わると、車体の色も変わる感じがする。
何となく気に入ったので、これで契約しました。

車庫証明の代行費用が1万数千円かかるのので、自分でやってみる事にした。
書類をディーラーに貰い、駐車場を借りている自分の会社へ判子を押してもらうよう頼んだ。
しかし、なかなか判子が貰えない・・。結局10日ぐらい待ちました。
やっと書類が揃い、警察へ提出、2日後に回収、ディーラーに送って完了しました。

そして納車日を迎えます。>カングー日記2へ
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●ネット等で調べて分かった事●(あくまで噂で、事実確認をしていない物もあります)
・純正ホイールは14インチ、幅5.5J、PCD100mm、オフセット+36mm
・シートが水に濡れると、染みが出来やすいらしい。
 防水スプレーかカバーを被せるのが対策か。

・ガソリンは欧州のオクタン価の関係で、日本ではハイオク仕様
・公表されている燃費は不明だが、実燃費としては街乗り10〜12、高速12〜14km/Lらしい。 
 悪い場合はリッター8Lぐらい?。
 欧州でカローラワゴンのような商用車として使われているはずだが、それにしてはちょっと悪い。

・燃料計があまりあてにならず、満タン表示から5〜8L入るらしい。
 燃料タンクの形状が原因らしい。

・メンテするにはトルクスレンチ(T-20)は必要。ヘックスローブビットとも呼ぶ。
T型トルクスレンチは星型に凹んでいるタイプ。E型トルクスレンチは出っ張っているタイプ
T10、T15、T20、T25、T27、T30、T40などのサイズがある。

・オルタネータの取り付けが緩み、その結果タイミングベルトが破損、エンジンブローした事例がある。
 正規輸入初期ロットに多いとか。雑誌NAVIより。

・ルノー純正部品は日産部品販売で扱っているそうなので、日産系ディーラーでも部品は普通に取り寄せ可能
・日本のような多湿な環境では、ゴム製部品の耐久性がやや弱い

・ワイパーは汎用品か、互換性のある物があるらしい。
 前はU字フックの汎用品、後ろはブレードゴムのみを交換。

・アーシングを施工して、フィーリングの変わった例がある。
 しかし、ディーラーの保障を受けられなくなる可能性があるので、自己責任で。
・アーシング関係のスケア(sq)はスクエア、平方ミリメートルを表す数値
 sqに対しての線の直径、5=1.6、10=2、15=2.5、20=2.8、25=3.2、30=3.5

・オートマオイルの交換は、「ルノーテスター」という機械のある工場でやらないと駄目らしい。
 テスターで量を見ながら交換する為。
 
・フランスではこのカングー3はすでに生産していない。
 現在はちょっと吊り目なデザインになったカングーフェイズ2を発売している。

・日産 欧州でルノー車をOEM調達して販売 2003年2月
日産自動車は、欧州市場にルノーの小型商用車「カングー」をOEM調達して販売する方針を明らかにした。
今年半ばからの販売を予定しており、この「カングー」でルノーからOEM供給を受けるのは3車種目になる。
「カングー」は1200−1900ccの商用車で、現在年間15万台を販売しているが、この車輌に日産オリジナルの名前をつけ、日産ブランドとして販売する。


・ルノー・ジャポンの新戦略 2003年5月

ルノー・ジャポンは2000年に設立されたが、それ以降の販売成績は
2000年 2075台、2001年 2774台、2002年 2415台、2003年 754台(1〜4月)となっている。
昨年全世界で約240万台(乗用車+小型商用車)を売り、ヨーロッパではブランド別でナンバー1、アジア太平洋地域では2000年の約9000台が18000台近くとほぼ倍増していることを考えると、物足りない数字だと思うだろう。
販売店は現在71店舗だが、2006年までに90店舗に増やし、年間6000台を売っていきたいという
日産ディーラーでも簡単なサービスが受けられるようになればいいのだが、社長はその点についても前向きに考えていきたいと語っていた。
ヨーロッパでは発表されているカングーとルーテシアV6のフェイズ2を今年中に販売。カングーはリア観音開きも選べるようになるそうだ。


・ルノー『カングー』をマレーシアで組み立て。---ルノー日産アライアンス 。[2003年5月27日]

ルノーは、マレーシアの自動車メーカーであるタンチョン・モーター・ホールディングス・バーハッド(TCMH)と、商用車『カングー』をマレーシアで生産することで合意し覚書を交わした、と発表した。
TCMHは、『セントラ』(日本名『サニー』)『セフィーロ』『バネット』『セレナ』などの日産車を生産しており、ルノー・日産アライアンスによる協業の成果になる。
ルノー専用子会社のTCユーロカーズ(TCEC)が、2004年からクアラルンプールのTCMHの工場で、カングーの組み立てを開始する。同モデルは、シンガポール、マレーシア、インドネシアといった国々で売れ行きが好調なことから、新たに現地生産車種に加わることになった。
ルノーはマレーシアを東南アジアの生産拠点として位置付け、アジア太平洋地域やその他の国々への輸出拠点としても活用する方針。東南アジアは、2005年までに順次、域内関税を5%に引き下げ、アセアン域内での貿易が自由化される。

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