DE耐part2 参戦レポート 2
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第二部 DE耐!エントリー〜第二回公開練習会まで
9月23日のDE耐が終わり、数週間が経った頃、DE耐大会事務局から一通の手紙が届いた。
9月のDE耐では定員をはるかに超える申し込みがあり、出場できないチームが相当あったらしい。
そこで、DE耐に出ることが出来なかったチームを対象に、「DE耐!part2」が12月にもてぎで開催されることになった。
開催は12月、日照時間の関係で今回は5時間の耐久レースに。
オイルキャッチタンク素材の指定や、ポリタンクのタンクカバー装着義務など、若干変更点もあったが、レギュレーションは9月のDE耐とほとんど変わらなかった。
9月のDE耐に向けてバイクも作っていた途中だったし、そのためにそろえた部品もあった。
前回は志半ばで没したが、今回こそはちゃんともてぎを走りたかったので、DE耐!part2エントリーすることにした。
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前回のDE耐ではライダー、ピットクルーを探すのに時間がかかってしまって、申し込みが遅れたので、今回は早急にメンバーを集めることにした。
大学のモーターサイクル部の友人や後輩にも声を掛けたところ、ライダー(1人)とピット(3人)をやってもいいという人がいたのでお願いすることにした。
これで、僕を含めライダー4人、ピットクルー3人の計7人で、チームが結成された。
エントリーシートにエントリー料、ライダー・ピットクルー登録料・共催会費を添えて郵送。
エントリー受理の知らせを待つ間も、悶々としながらバイクを作っていく。
しばらくして大会事務局から当日までに必要な書類が届き、無事エントリー完了し一安心。
しかし、ホッとするのもつかの間、第二回公開練習に向けてバイクの仕上げを急いだ。
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■ 今回のバイクの仕様

| ・エンジン仕様 | 12VCD90ベース106t |
| ヘッド | キタコSTDヘッド改 |
| カムシャフト | イズミモータース ST-1 |
| シリンダー | CD90スリーブ打ち替えφ52.5にボーリング |
| ピストン | イズミモータース φ52.5ピストン |
| クランクシャフト | CD90純正・軽量加工+高速タイプベアリング打ち替え |
| クラッチ | CD90純正 CMPクラッチプレート使用 |
| ミッション | CD90純正 4速リターン化 |
| 点火系 | 純正フライホイール軽量加工 |
| ・キャブレター | イズミモータース VM26 ファンネル仕様 |
| ・マフラー | ヨシムラタイプ4(ステンレス/カーボン) |
| ・フロントサスペンション | インナー・ドリーム50 ボトムケース・CB50s |
| ・リアサスペンション | カヤバMS335 |
| ・ホイール・タイヤ(フロント) | CB50S純正ホイール/ミシュランM35(2.50) |
| ・ホイール・タイヤ(リア) | ベンリー純正ホイール/ダンロップTT900GP(90/80) |
| ・ステップ | Gクラフト ベンリー用バックステップ |
| ・外装 | キタコ ベンリー用CRレプリカタンクカバー・シート |

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■11月20日の第二回公開練習を迎えた。
平日(木曜日)だったので、全員大学生の我がチームのメンバーはその日も授業があり、結局僕と弟の2人で行くことになった。
第一回公開練習はまだバイクが完成していなかったため行けなかった。
今回がもてぎを走れる、最初で最後の走行練習会だったが、天気予報ではもてぎは、あいにくの雨。
不安を抱えながら、午前5時頃自宅を出発し、8時半くらいにもてぎに到着。
到着後、予報どおり雨が降り出した。
雨は決して強くなかったが11月も下旬、とても寒い。
サーキットを初めて走る不安に加え、滑りやすいウェット路面、視界も悪い雨天走行と最悪のサーキットデビューになった。
さて、練習走行は、45分間のフリー走行を午前に1本、午後に2本の3回に分けて行われた。
1本目の走行は10時半頃スタートだったが、キャブセッティングや車体の点検・整備に意外に時間がかかってしまい、結局1本目は走ることが出来なかった。
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幸先が悪かったが、気を取り直して、2本目以降しっかり走ろうと決意。
しかし、幸先が悪いだけでなく、この日は一日中ツイていなかった…
2本目が始まり、僕が最初に走ることになった。まだ雨は降っていたがだいぶ弱くなっていた。
恐る恐るゆっくりと1週目を走った。
バイクのポジションも以前とだいぶ変わっていたし、ツナギを着て走るのは慣れないので、とても違和感があった。
そんなことを感じながら2週目、第9コーナー右ヘアピンでコーナー進入後少しアクセルを開け始めようとしたとき、
ガガガガッと音がしたかと思うと、僕のバイクがコース外に向かって滑っていくのが見える。
「嗚呼、コケちゃった…」とそのとき思ったが、なんで転んだのか全然理解できなかった。
アクセルを開けた瞬間、フロントの接地感がなくなったと思ったら、もう転んでいた。
暫く気が動転していたが、オフィシャルの指示でエスケープゾーンにバイクを押して非難、そして待機。
レッカー車でパドックまで運ばれる間、ただ呆然としていた。
右側に転倒し、ブレーキペダルが折れ、フロントブレーキマスターシリンダーを留めていたボルトが緩み、マスターシリンダーが回転してしまった。
修理をし、再スタートしたかったが、パドックに帰る頃には、すでに2本目の走行時間は終わっていた。
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そして、最後の3本目を弟が走ることに。
雨はあがっていたが、路面は依然ウェット。
1週目して、ホームストレートを通過していくのを確認し、タイムを測る。
しかし、5分経っても戻ってこない。まさかと思ったが、その予想は的中した。
10分くらい経ってから同じくレッカー車に乗って弟が帰ってきた。
話によると、第8コーナー(左コーナー)でバンクしている途中にフロントがツルっと滑って転んだらしい。
僕とほとんど同じ転び方だ。
弟に怪我は無かったが、バイクの方はシフトペダルが折れ、クラッチレバーホルダーも少し歪んでレバーが重い。
すぐに修理し、今回は再スタートする時間があったので、弟を送り出す。
2周目に入った時点で今日のすべての走行時間が終了。
結局ちゃんとしたタイムは取れなかった。
2人とも心身ともに疲れきっていて、黙々と撤収作業をした。
あたりもすっかり真っ暗になった6時頃自宅に向けてもてぎを発った。
こうして不安要素をたくさん残したまま練習走行は終わり、12月7日の本戦に向けての課題を痛感させられた一日だった。

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■ 今回の練習での反省点・本戦への対策
・ 絶対に転ばない。(タイムロスと疲労)
レッカー車が来るまでにけっこう時間がかかる上に、レッカー車はスピードを落として移動するためピットに戻るのにも時間がかかる。
また、エスケープゾーンにはかなり分厚く砂利が撒いてあるので、タイヤが埋もれて、バイクを押すのにもかなり体力を消耗する。
・フロント周りの見直し
今回転倒した理由として、
1. タイヤが古かった。
2. フロントフォークのセッティング不足
などが考えられる。
本戦までにしっかりとした足回りを作る。
振り返ってみると、今回はまったくと言っていいほど「走行練習」はできませんでした…転倒練習をしに行った様なもの。
本戦に向けて課題が多いことを再確認。
今回は練習走行だったので、アンダーカウルは用意しなくてもいいとのことだった。
ガソリンキャッチタンク、オイルキャッチタンク、チェーンガードは装着したが、本戦までにアンダーカウル、ブローバイガス還元システム、オイルフィラーキャップ等のワイヤリング、スプロケガードを取り付けなければいけない。
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