必要な工具
マイナスドライバ、ラジオペンチ、8mm、10mm、14mm、21mmレンチ
前のスプロケットから外す。
■ジェネレーターカバーの取り外し。
チェーンカバーを外す。
次にチェンジペダルを外す。
チェンジペダルは8mmボルト1本で止まっている。
泥が付きやすい場所なので、あまりにも汚れているようならば、事前にブラシやクリーナーで泥や砂を落としておく。
そのまま作業すると、ネジに砂を噛み込むかもしれない。
ボルトを外したあと、手前に引っ張ればチェンジペダルは抜ける。
カバーはこの3本の8mmボルトで取り付けられている。
いずれも入り組んでいるので、きちんとした工具を揃えたい。
上のボルトは、8mmのソケットレンチがいいだろう。
薄手のタイプでないと、入らないかもしれないので注意。
前方下のボルトもレンチが入りにくい。
車載工具のスパナでやりたくなるが、メガネレンチを買っておくと良い。
後ろ下のボルトは比較的作業がしやすい。
長さが特殊なので、3本のボルトの位置をよく覚えて置くこと。
長いボルトを後ろ下に使い、締め過ぎると、クランクケースにヒビが入る場合がある。
そうなってしまうと、腰下交換で3万円コースを覚悟しなくてはいけない。
3本のボルトを外すと、ジェネレーターカバーが外れる。
チェーンオイルと砂が混じった汚れが付いているので、清掃する。
ピックアップやシール類に、水やパーツクリーナーを掛けないこと。
後ろ下のボルトの穴に、砂や泥を入れないように注意する。
外したボルトを仮にいれておくのもよいかもしれない。
■スプロケットを外す
10mmボルト2本で固定されている。
チェーンが掛かっている場合は、リアスプロケットにウェスなどを噛ませて、スプロケが動かないようにする。
ギアを1速に入れ、10mmのレンチでガツンと力を加えると、チェーンがかかっていなくても簡単に外れる。
プレートを外し、スプロケットを外す。
■チェーンを外す
今回はチェーン交換も兼ねているので、まずチェーンを外す。
ベンリィのチェーンは420サイズのクリップ式。
クリップはマイナスドライバーでこじるか、ラジオペンチで力を加えると外れる。
ビョ〜ンと飛んでいかないように注意。
クリップが外れたら、プレートを外す。
チェーンのみを交換する場合は、新しいチェーンと古いチェーンを繋げると交換が楽になる。
クリップは、チェーンの進行方向に割りが来ないようにする。
■リアタイヤを外す。
ブレーキ調整のナットを緩め、外しておく。
まず、タイヤを止めているボルトを緩める。
車体右を14mmで押さえ、車体左の21mmと27mmを緩める。
27mmのメガネレンチはちょっと高いが、自分でチェーン調整する人は、この機会に揃えておこう。
次に、チェーンアジャスターの10mmナットを緩める。
チェーンの張り調整する場合は、この状態で行う。
シャフトを抜くと、カラーが外れる。
その状態で、ホイールをフェンダーから出してやる。
スイングアームに引っかかったり、フェンダーに引っかかったりして知恵の輪状態になるが、車体を傾けるなどすれば出る。
次はスプロケット交換。
14mm緩み止めナット4本で固定されている。
かなり固いので、長めのメガネレンチがあると良い。
1万km以上使ったスプロケと、新品のスプロケ。
ゴムのダンパーも、経年劣化や紫外線、水分で劣化していれば交換する。
■ブレーキシューの清掃・交換
ブレーキシューの粉は、年代や社外品によってはアスベストが入っているので、吸い込まないようにする。
バネでくっついているので、両脇を持ち上げるようにして外す。
面取りをすると、キーキー鳴りにくくなるといわれている。
表面が硬化していたら、荒いヤスリでさっと荒らすと、制動力が戻るかも。
また、ブレーキシューに斜めに溝を入れるのも、シューの粉が溜まりにくくなるかもしれない。(削りすぎない事)
ここのカムが動き、シューをドラムに押し付けている。
少量のグリスを塗ると、ブレーキの引っかかりが無くなり、スムーズに動くようになる。
多く塗りすぎるたり、シューにグリスをつけないように注意。
ドラム内のダストをウェスなどで清掃しておく。
組み立ては手順を戻れば出来るはず。
・ブレーキロッドを曲げないようにする
・タイヤが真っ直ぐに入っているか
・チェーンの張りを適正にする
あたりに気をつけましょう。
フロントに比べてリアは大変ですが、工具さえあれば、初めての人でも2時間あれば出来る作業でしょう。