■私的バイク論■(2002.07.19追加)    △ホームへ戻る 

1、どこまでいじるか
 ノーマルモンキーを手に入れて、どの様に改造していこうかと、色々考えていて思った事。
 ある部分を改造すると、連鎖的に改造が必要になってきます。

 (例1)ボアアップしたい
 →キャブ・マフラーも変えないと性能が出し切れない
 →右サイドカバーが欲しくなる
 →ボアアップに伴ってクラッチ、カムチェーンを強化する必要がある
 →オイルクーラーも必要かな?→オイルポンプも強化しないと
 →リアサスも強化したい・・・。

 (例2)ボアアップをしたものの・・
 →8インチでは不安定なので10インチにしたい
 →スイングアームとサスを交換しなきゃ。
 →フェンダーがぶつかるので変えないと。サイドスタンドも長いのに変えないと。
 →チェーンとスプロケも変えないと・・・。

 ふと我に帰って予算を計算してみると、数十万になっていたりします。
 それって本体価格より高いんでは?・・・。
 
 アフターパーツが豊富でクランクケースさえあれば、バイクが完成すると言われているモンキーですが、
「やれば出来る」と「やる必要がある」というのは全く違います。
 例えば車でそんな事が可能だとしても、あんまりやる人はいないと思います。
 車は改造費の単位が大きいし、小排気量をとことんまでいじっても、1クラス大きい排気量の車のほうが
基本的なフレーム強度や足回りがしっかりしていますからね。

 バイクを改造するのが趣味ならともかく、バイクを本来の「快適に移動する道具」として考えると、
車両価格を大きく上回る費用を掛ける意味がないのでは。
 改造費用をプラスして、125cc以上の大きいバイクを買ったほうがより早く、ストレスなく走れます。
 高速道路に乗れない125cc未満のバイクに時速100km/h出る機能は必要か?という点もあります。
 
 ミニバイクは自分で改造できるという手軽さがある反面、改造するという手段が
目的にすりかわる危険がありますね。
 趣味はバイク「いじり」ですという人は特に問題ないですが・・。存分に改造してください。
 (自分も片足つっこんでいる気がします)

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2、モータースポーツ
 エンジンを使うレースは、はたしてスポーツか、という疑問です。

 自分が考えるスポーツ競技(=レース)の基準は
1、一定の基準の中で
2、肉体を使い
3、順位やタイム等を争うもの
という認識があります。

 マシンに乗る事で肉体を使ってはいますが、人間の出せる力(確か数馬力程度)の
何百倍もの出力のあるエンジンを使い、反射神経を酷使する過度のスピードで争われる競技は
「スポーツ」からかけ離れてきてはいないでしょうか。

 将来、肉体を使うバーチャルなゲーム(格闘技とかレースとか)が開発されたとすると、
それもスポーツ競技という事になってしまいます。
 
 一般人が参加にくいハードルがあるのも事実です。
 素質はともかく、一般のスポーツではステップアップしていけば、
ひょっとしたら世界レベルまでいける可能性があります。
 その点、モータースポーツは費用の壁が高すぎます。
 入門しにくい点は、裾野の広さという点で(=関心のある人が多い=将来性がある)スポーツとして劣っています。
 観客として観るレースとしてはいいですが。

 (例)スターウォーズエピソード1のポッドレース。
 人間では操縦できる人は少ない。ジェダイレベルの反射神経でないと無理。
 観客はレース展開や賭けをして楽しめる。
 こうなるとスポーツというより完全にレースですね。

 ガソリンを使い、燃費を考えないという点も、環境が叫ばれる世の中でどうなんでしょう。
 エンジンの基本技術が発展途上にあった1960年代以前ならともかく、
そろそろ出力やスピードの競争は時代に合わなくなってきている気がします。
 レースの規定の中に、使用できる燃料の量の上限なんかあったら面白いと思うのですが。

 話はちょっと逸れますが、リニアモーターカーって必要ですか?。
 そんなに早く移動する必要性は無いと思いますが・・。新幹線で十分なのでは。
 「スローライフ」を考えて見ましょう。(意味は検索してみてね)


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5、バイクの今後・趣味と実用
 免許制度が改正されて、ビックバイクが売れていますね。
 しかし最高速を競うようなフラッグシップに開発費を掛けるのはどうかと思います。
 
 車業界では排ガスの減少、燃費の向上、次世代エンジンの開発という流れがありますが、
バイク業界ではそのような方向性がまだ主流ではありません。
 排ガス規制と4スト化の流れは確かにありますが、ラインナップを見ると、
環境性に配慮した製品はまだまだ少ないですね。
 同排気量・ジャンルで他社と比べる場合でも、スタイリングや出力の比較はしても、
燃費や快適な乗り味といった点は「売り」になっていません。

 車に比べて2人までの移動なら燃費も優れ、渋滞も解消されるという点も
積極的にアピールしているとは感じません。
 (自動車業界、交通行政から冷遇されている経緯がありますが。)

 バイク=趣味の乗り物という構図が出来て久しいですね。
 スポーツ性を求めるバイク=趣味のバイクです。
 スポーツとは実用性を考えない事です。

 今後、バイクという乗り物はどうなっていくのでしょうか・・・。 


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5、番外編・輸入ミネラルウォーター
 「ライフサイクルアセスメント:LCA」という言葉を知っていますか?。
 その製品が製造され、廃棄されるまでの工程で使われる環境負荷の事です。

 小笠原で生活していて特に思ったのですが、水が不味いとかで
ミネラルウォーターを買っている人がいるんですね。
 わざわざ外国から水を持ってきて、東京から船で小笠原まで運ぶ意味って何なの?。
 コマーシャリズムに汚染されすぎている気がします。

 もっと地域の事や、自分の周りの物資がどこからきているか考えましょうよ。
 (水道、食料、下水、ゴミ)
 水道が不味いのなら、取水地やその上流の川、水源林の状況を調べたりするとか。
 地域の環境が劣化しているから、他の地域から持ってくるというのでは、
あまりに視点が狭いのでは。

 平成13年の年間一人当たりミネラルウォーターの消費量は
日本9.8L、イギリス16L、フランス130L、イタリア138Lだそうです。

 移動コストや消費エネルギーを考えると、地域の事はその地域で処理するのが理想です。
 「スローフード」を考えてみましょう。(意味は検索してみてね)

 この前テレビを見ていて・・(所さんのダーツの旅)
村人    :よく来てくれた。ニワトリでも絞めるか。
リポーター:えぇ!。殺しちゃうんですか。
村人    :殺すっていうか、絞めるんだよ。
 普段食べている肉や魚の元は何か考えたことがあるのでしょうか?。
 
 30cmぐらいの中型魚を自分でさばく、ニワトリの解体を見るもしくはやってみる、という体験は
人生の経験値を上げてくれます。。
 中学生頃までにやっておくとベター。
 ニワトリや魚の絵を描くという課題で、3本足や開きになった物を書くのはちょっと歪んでいます。

 話はちょっとずれますが。
 愛知県の半島で、今までは山のほうから水道を引いてきたのですが、パイプラインが通った事で
長良川の河口から水道水を取る事になったそうです。
 パイプを引いた役所は需要予測などの数字から換算して(今となっては過大)、
使わないと建設した意味が無くなるのでそうしたのでしょうが、水が不味くなった住民からは不評。
 建築行政ってやつは融通が利かないですね。
 工業用水と農業用水、飲料水の縦割り行政もさっぱりです。

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