三河屋Part8

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169 :774RR:2006/03/16(木) 19:44:11 ID:6vREu0gF
午前2時、埼玉県某峠にてネイキッド2台による熱いストリートレースが繰り広げられていた。
ヤマハ・XJR400を操る佐藤マサオとスズキ・GSX400インパルスを操るボーちゃんの2人だ。

「ちっ、いくら攻め込んでもくいついてきやがる!さすがボーちゃん!」
「・・・・・・。」

数往復しても勝負が決しない彼らは頂上の駐車場で休憩することにした。

「ボーちゃん速いね。僕、ついていくのでやっとだよ。」
「・・・・・・下から1台上がってくる・・・。」

その時、直管の爆音を轟かせながらカワサキ・ゼファーχがやって来て、
彼らの隣に停めた。2人はフルフェイスを脱いだライダーの素顔を見て、唖然とした。

「え・・・園長先生!?」


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187 :774RR:2006/03/17(金) 10:37:34 ID:sG2F0R47

「え・・・園長先生!?」

2人が驚くのも無理はない。ゼファーの持ち主は、マサオ達がお世話になったふたば幼稚園の
高倉文太園長であったからだ。文太はそっと微笑んで再会の喜びを表した。

「お久しぶりですね・・・。マサオ君、ボーちゃん・・・・・・。元気にしてたかな?
いや、それほどのオートバイを元気よく走らせてるんだ。元気で当たり前だね。」
「先生もスクールバス以外に運転できるものがあったんですね。」
「先生はオートバイも乗れるんだよ。当たり前です。」

3人は身の上話からバイクの話まで、缶コーヒーを片手に立秋の長い夜を楽しんでいた。
だが、峠を上がってくる2台のバイクの、今までの静寂を切り裂くようなエキゾーストノートを耳にして
3人の会話はピタリと止まった。・・・・・・文太は2台がかなりの腕の持ち主であることを排気音で悟った。


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192 :774RR:2006/03/18(土) 00:16:29 ID:dhgOPfTf
「・・・上がって来た!」

3人の前に姿を現したのはヨシムラの集合を装着したカワサキ・Z400FXと
威圧感抜群のホンダ・CB1300 SUPER FOURのサイドカー仕様であった。
1300SFサイドカーのライダーは空吹かしをくれてやりながら減速。
そのまま3人の隣へと駐車した。そしてFXのライダーは・・・・・・・・・・。

「うわあああぁぁぁっ!!!!!」

峠にこだまするマサオの悲鳴。FXはノーブレーキでマサオのXJRに迫る。
FXはギリギリのところでテールを2、3度振ってXJRの隣に停車。
どうやら悪戯心からの行為で、本気で突っ込む訳では無かったようだ・・・。


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